次: 3.9 解をもつための連立 1 次方程式の条件 上: 3 連立 1 次方程式 前: 3.7 任意定数を含む解をもつ連立 1 次方程式 3.8 解が存在しない連立 1 次方程式 例 3.32 (解が存在しない具体例) 方程式 (457) を考える. 拡大係数行列の簡約化を行なうと, (458) を得る. 方程式に書き戻すと (459) となる. 最後の行は となるから, どのような をとっても成立することはない. よってこの連立方程式の解は存在しない. ここで (460) が成り立つことに注意する. このとき解をもたない. Kondo Koichi 平成17年9月15日
Kondo Koichi 平成17年9月15日