2.17 変数関数と 1 変数関数の合成関数の微分
定理 2.72 (多変数関数の合成関数の微分) 変数関数 と 1 変数関数
の合成関数 の微分は
で与えられる.代入も含めて書くと
となる. また,ベクトル表記では
と表される. ここで
とおいた.
注意 2.73 (多変数関数の合成関数の微分) 曲面 の点 における 法線ベクトルは である(接平面の節を参照). の軌跡は 空間内の曲線である. この曲線の接ベクトルは である.
Kondo Koichi
平成18年1月18日