5.16 対角化によるべき行列の計算
例 5.46 (対角化の応用例) 行列 が
と対角化可能であるとする. このとき,左から を掛けて,右から を掛けると
となる. これを用いるとべき行列 は
と得られる. ここで おくと, は
と表される. よって
となる.
例 5.47 (べき行列の具体例) 行列
は
と対角化される. これより
を得る.
Kondo Koichi
平成18年1月17日