6.8 三角関数の有理式の積分
三角関数の有理式 の不定積分を考える. まず変数変換として
(1006)
とおく. このとき
(1007)
となる. 同様にして
(1008) (1009) (1010) (1011)
となる.次に を で微分すると
(1012)
となるので
(1013)
を得る. よって不定積分は
(1014)
により求められる.
例 6.31 (三角関数を含む場合の積分の計算例)
(1015) (1016)
Kondo Koichi
平成17年8月31日