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11 逆双曲線関数の微分
定理 3.30 (逆双曲線関数の微分)
(301) (302) (303)
問 3.31 これを示せ.
とおく.このとき逆関数とその微分は
(304)
である.ここで を の関数で表わす. より
(305)
である. であり となることに考慮すると, 複合は正のみが採用される. よって となる. 以上より
(306)
を得る.次に とおく. このとき逆関数とその微分は
(307)
となる.ここで を の関数で表わす. より
(308)
である. のとき であるから 複合は正を採用する.よって となる. 以上より
(309)
を得る.最後に とおく.この逆関数とその微分は
(310) (311)
となる.よって
(312)
を得る.
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Created at 2004/08/14