nkf ( network kanji filter) を用いて漢字コードの変換をする。
$ nkf -s test_euc.txt > test_sjis.txtこれで、EUCコードの test_euc.txt が、 SJISコードの test_sjis.txt に変換される。 コード変換のオプションは
-j JISコード -s シフトJISコード -e EUCコードを選びば、そのコードに変換される。
kterm での漢字コードを選ぶには、 kterm の上にマウスのカーソルを載せて、 コントロールキーを押しながら、 真中のボタンを押すと出て来るメニューで選ぶ。
│ ........略......... │ │ゝEUC Kanji Mode │ │�Shift-JIS Kanji Mode │ └─────────────┘これで、EUCコードのファイルが less 等で kterm に 文字バケしないで表示される。 JISコードの場合は、このEUCコードのモードで大丈夫のようである。 シフトJISコードのファイルを見るには、 当然、上のメニューの Shift-JIS Kanji Mode を選ぶ。
$ kterm -km eucであり、シフトJISコードなら
$ kterm -km sjisである。
Mule は漢字コードの認識は自動でするので、特に気にする必要はない。 編集しているファイルの漢字コードを知るには、 Mule の左下に表示してある E や J, S のそれぞれの漢字コードの イニシャルで判別できる。
│ ├───────────────── │-[あ]E.:--**Mule: filename_euc.txt ├───────────── └─────────── ^^^ これMule 上で漢字コードの変換をするには、
C+x C+k fとキーを押すと、
File coding system :と入力待ちになるので、コードの種類を入れる。 ここで、 TAB キーを押すと補間がきくので、 入力可能なコードのリストが出る。
*oldjis*unix JIS *sjis*unix シフトJIS *euc-japan*unix EUCと入力するとそれぞれのコードに変換される。
参照)The Unix Super Text【上】,p.289