講義
微分方程式(1) (Differential Equations)
2単位 春期 京田辺 水曜日 1講 TC3-101
近藤弘一 (KONDO, Koichi) (コンドウ コウイチ)
講義ノート
タイプ済みノート(HTML, PDF, PDF2, GZipped Postscript)
未タイプノート(PDF)概要
力学系におけるモデル方程式は常微分方程式で記述される. 特に電気回路のモデル方程式は定数係数線形連立常微分方程式で表される. 微分方程式の基礎を学習し,繰り返し演習を行ない, 計算手法を体得する.授業計画
No. 日付 講義内容 第1回 2008/04/09 常微分方程式,一般解,特殊解,変数分離型 第2回 2008/04/16 初期値問題,従属変数変換,同次型 第3回 2008/04/23 完全微分型,特異解 第4回 2008/05/07 線形方程式 第5回 2008/05/14 中間筆記試験(1章〜2章) 第6回 2008/05/21 定数係数斉次線形方程式,特性方程式,基本解 第7回 2008/05/28 定数係数非斉次線形方程式 第8回 2008/06/04 代入法,定数変化法 第9回 2008/06/11 オイラーの方程式 第10回 2008/06/18 中間筆記試験(3章) 第11回 2008/06/25 整級数展開による解法 第12回 2008/07/02 確定特異点 第13回 2008/07/09 ガウスの方程式 第14回 2008/07/16 中間筆記試験(4章〜6章) 成績評価
中間筆記試験 75点 中間試験を3回に分けて行う 期末筆記試験 25点 学期末に全範囲から問題を課す. レポート 加点 講義中の演習結果および平常の学習結果をまとめたレポートも評価 の対象とする.試験の結果と合わせた点を評価点とする.
レポート提出方法
- 対象:提出は自由.
- 期限:期限は期末試験の当日まで.
- 提出先:提出は講義中に提出するか, 近藤の部屋(YE-211)もしくは 理化学館2階の郵便入れに提出のこと. 確実に近藤の手元まで届くようにすること. 工学部事務室には提出しない.
- 書式: できるだけ レポート用紙は同志社指定のレポート用紙を用いること. (紙のサイズをあわせて紛失を防ぐため.) レポート用紙はホチキスで左肩に一つ縦に綴じること. 講義名,氏名,学籍番号,提出日を書くこと. 問題の内容は必ず書くこと.
- 内容: 講義の内容に関連するものであれば問題は自由. 特に講義で述べた問題を中心に行なう. 演習等で行なった問題の復習も可.
- 評価: 努力の量を評価する. 友だちのレポート等を写した場合は両者ともに減点. よく分からない問題は無理に提出するのではなく, どこが分からないをまとめてレポートに書くこと. 問題の解答率の良し悪しはいっさい評価の対象にしない.
テキスト
矢嶋信男 著 『常微分方程式〔理工系の数学入門コース4〕』(岩波書店,1989年)
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Last modified: 2008/04/05