2.17 対数関数
指数関数の逆関数を対数関数(logarithmic function)といい,
と表される. は を底(base)とする の対数(logarithm)であると読む. 特に のとき常用対数(common logarithm) と呼び と書く. また のとき自然対数(natural logarithm)と呼び または と書く.
定理 2.40 (対数関数の性質) 対数関数は次の性質をもつ:
- (1)
- .
- (2)
- .
- (3)
- .
- (4)
- .
問 2.41 (対数関数の性質) この性質を示せ.
(答え) 対数関数は指数関数の逆関数であることと 指数関数の性質を用いて示す.
問 2.42 (対数関数のグラフ) 対数関数のグラフを書け.
平成19年10月3日