O 講義


線形代数学II(2) (Linear Algebra II)
2単位 秋期学期 京田辺 月曜日 3講 KD106
近藤弘一 (KONDO, Koichi) (コンドウ コウイチ)

講義ノート(気が向いたら更新)

タイプ済みノート (HTML, PDF, PDF2, GZipped Postscript)
未タイプ分手書きノート (PDF)

概要

秋期では連立1次方程式の幾何的な意味の理解とベクトル空間,線形写像, 行列の固有値の習得を目標とする.

授業計画

No. 日付 講義内容
第1回 2004/10/18 実ベクトル空間
第2回 2004/10/25 1次独立性と1次従属性, 1次独立な最大個数
第3回 2004/11/01 正規直交系, グラム・シュミットの正規直交化, 部分空間
第4回 2004/11/08 ベクトル空間の基底と次元, 連立1次方程式の幾何, 部分空間の和
第5回 2004/11/15 直交補空間, 基底の変換行列, 線形写像
第6回 2004/11/22 正則変換, 直交変換
第7回 2004/12/06 中間試験
第8回 2004/12/13 線形写像の核と像, 固有値と固有ベクトル
第9回 2004/12/20 固有空間,行列の固有値
第10回 2004/12/20 行列の対角化
第11回 2004/12/27 対称行列の対角化
第12回 2005/01/17 2次曲線の分類
第13回 --- 休講

演習問題

2004, OLD1, OLD2, OLD3, OLD4, OLD5, OLD6, OLD7, OLD8, OLD9, OLD10, OLD11.

成績評価

自主提出レポート 加点 計算を繰り返し行ない,基本的な計算手法を体得する. いかに多くの計算を行なったか評価する.
中間筆記試験 (PDF) 50% ベクトル空間,線形写像,正規直交系に関する 習熟度合いを評価する.
学期末筆記試験 (PDF) 50% 行列の固有値と固有ベクトル,行列の対角化,2次曲線 に関する習熟度合いを評価する.

平常の学習結果と学期末試験を合わせて評価を行なう.

レポート提出方法

  • 対象:提出は自由.
  • 期限:期限は期末試験の前日まで.
  • 提出先:提出は講義中に提出するか, 近藤の部屋(YE-211)もしくは 理化学館2階の郵便入れに提出のこと. 確実に近藤の手元まで届くようにすること. 工学部事務室には提出しない.
  • 書式:レポート用紙は同志社指定のレポート用紙を用いること. (紙のサイズをあわせて紛失を防ぐため.) レポート用紙はホチキスで左肩に一つ縦に綴じること. レポートの形式は実験レポート等の書き方を参考に全体をまとめること. 表紙を用意する.タイトル,講義名,氏名,学籍番号,提出日を書くこと. 問題の内容は必ず書くこと.
  • 内容:講義の内容に関連するものであれば問題は自由. 特に講義で述べた問題を中心に行なう. 演習等で行なった問題の復習も可.
  • 評価:努力の量を評価する. 友だちのレポート等を写した場合は両者ともに減点. よく分からない問題は無理に提出するのではなく, どこが分からないをまとめてレポートに書くこと. 問題の解答率の良し悪しはいっさい評価の対象にしない.

テキスト

水本久夫著『線形代数学の基礎 三訂版』(培風館,2000年)

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Kondo Koichi
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Last modified: 2005/01/19