Next: 11 定積分の性質 Up: 5 積分法 Previous: 9 漸化式を用いた積分の計算   Contents
10 定積分
定義 5.32 (定積分) 有限区間 において関数 は連続とする. 区間 を
(956)
のように 個の領域に分割する. このとき面積
(957)
を考える. 極限 のもと 面積 の極限が存在するとき, この極限を
(958)
と書き, 関数 の から までの 定積分(definite integral)という. このとき は積分可能であるという. 区間 を積分区間という.
注意 5.33 (定積分の意味) 区間 において 軸と とで囲まれた領域の 符合付き面積である.
例 5.34 (定積分の具体例)
(959) (960) (961)
Kondo Koichi
Created at 2003/08/29